抹茶蒸しフランの作り方

材料

基本材料

• 抹茶パウダー：10g
• 砂糖：80g
• 牛乳：500ml
• 卵：4個
• 生クリーム：200ml
• バニラエッセンス：小さじ1
• 塩：ひとつまみ

キャラメルソース（オプション）

• 砂糖：100g
• 水：大さじ2
• 熱湯：大さじ2

道具

• ボウル（大・中）
• 泡立て器
• ゴムベラ
• 茶こし
• 計量カップ
• 蒸し器または大きめの鍋
• ラメキン（フラン型）：6〜8個
• クッキングシート（蒸し器を使う場合）
• アルミホイル

手順

1. 準備

蒸し器または大きめの鍋に水を入れ、火にかけておきます。蒸し器を使う場合は、クッキングシートを敷いておきます。ラメキンに薄くバターを塗っておくと、後でフランが取り出しやすくなります。

2. キャラメルソースの準備（オプション）

キャラメルソースを作る場合は、砂糖と水を小さな鍋に入れ、中火にかけます。砂糖が溶けて茶色くなってきたら、熱湯を加えて混ぜ、キャラメルソースを作ります。ラメキンの底にキャラメルソースを少量ずつ注ぎ、冷まして固まらせておきます。

3. 抹茶液の準備

中くらいのボウルに抹茶パウダーと砂糖を入れ、泡立て器でよく混ぜます。次に、少量の牛乳を加えて抹茶と砂糖を完全に溶かします。抹茶がダマにならないようにしっかりと混ぜてください。

4. 卵液の準備

大きなボウルに卵を割り入れ、軽く泡立てます。泡立てすぎないように注意してください。次に、牛乳と生クリームを加え、全体が均一になるまで混ぜます。バニラエッセンスと塩も加えます。

5. 抹茶液と卵液を合わせる

抹茶液を卵液のボウルに加え、全体をよく混ぜます。茶こしを使って液をこしながらラメキンに注ぎます。これにより、滑らかな仕上がりになります。

6. 蒸す

ラメキンを蒸し器に並べ、アルミホイルでふたをして中火で蒸します。蒸し時間は約30〜40分です。蒸し上がりの目安は、竹串を刺してみて、液がついてこなければOKです。

7. 冷ます

蒸し上がったら、ラメキンを取り出し、粗熱を取ります。完全に冷めたら、冷蔵庫で2時間以上冷やします。冷やすことで、フランがしっかりと固まり、食べやすくなります。

8. サーブ

ラメキンを逆さにしてお皿に取り出し、キャラメルソースが上にかかるようにします。キャラメルソースがない場合は、そのままでも美味しくいただけます。お好みでホイップクリームや抹茶パウダーをトッピングしても良いでしょう。

バリエーション

抹茶とホワイトチョコレート

抹茶とホワイトチョコレートの組み合わせは、甘さと苦みのバランスが絶妙です。基本の材料にホワイトチョコレート50gを加えてみましょう。ホワイトチョコレートは細かく刻み、牛乳と一緒に温めて溶かします。その後、抹茶液と卵液を合わせる際に加えます。

黒糖キャラメルソース

通常のキャラメルソースの代わりに、黒糖を使ったキャラメルソースを作ると、より深いコクのある風味が楽しめます。黒糖100gと水大さじ2を鍋に入れ、中火で溶かしてキャラメルソースを作ります。黒糖の風味が抹茶とよく合います。

抹茶と小豆の組み合わせ

抹茶と小豆の組み合わせは、日本の伝統的なスイーツの定番です。蒸しフランの生地に、小豆の粒あんを加えることで、さらに風味豊かなデザートが楽しめます。粒あんは、生地をラメキンに注ぐ前に、底に少量を入れてから生地を注ぎます。

コツと注意点

抹茶の選び方

抹茶の品質によって、フランの風味が大きく変わります。できるだけ鮮やかな緑色で、風味が豊かなものを選びましょう。抹茶の保管は冷暗所で行い、湿気を避けるようにしてください。

蒸し加減

蒸し加減が大切です。蒸しすぎると固くなり、逆に蒸し足りないと固まらない場合があります。蒸し器の温度と時間を調整しながら、竹串を刺して確認することが大切です。

ラメキンの扱い方

ラメキンにバターを塗る際は、薄く均一に塗るようにしましょう。取り出しやすくするためです。また、蒸し器に入れる際には、ラメキンが直接水に触れないように注意してください。クッキングシートや布巾を敷くと良いでしょう。

抹茶蒸しフランを楽しむためのアレンジアイデア

抹茶と黒糖の相性

抹茶の苦みと黒糖のコクのある甘さは相性抜群です。黒糖を使ったキャラメルソースを作ることで、より深みのある風味を楽しむことができます。また、黒糖を生地に加えることで、自然な甘さが加わり、ヘルシーなデザートとしても人気があります。

抹茶とホワイトチョコレートのコンビネーション

ホワイトチョコレートの甘さと抹茶の苦みが調和した抹茶ホワイトチョコレートフランは、大人から子供まで楽しめる一品です。ホワイトチョコレートを刻んで牛乳と一緒に温め、生地に加えることで、クリーミーでリッチな味わいに仕上がります。

抹茶とフルーツのフュージョン

フレッシュなフルーツを使った抹茶フランもおすすめです。例えば、マンゴーやパイナップルなどのトロピカルフルーツをトッピングすることで、抹茶の風味とフルーツの甘酸っぱさが絶妙にマッチします。フルーツのコンポートを添えると、豪華なデザートに早変わりします。

抹茶蒸しフランの保存方法と再加熱

保存方法

抹茶蒸しフランは、冷蔵庫で保存することができます。ラメキンに入れたままラップをかけ、冷蔵庫で3日程度保存が可能です。保存期間を過ぎると風味が落ちるため、できるだけ早めに食べるようにしましょう。

再加熱

抹茶蒸しフランは冷たいままでも美味しいですが、温かいフランを楽しみたい場合は、電子レンジを使って再加熱できます。ラメキンごと電子レンジに入れ、短時間（30秒程度）温めてください。温めすぎると生地が固くなる可能性があるので、注意が必要です。

終わりに: 抹茶蒸しフランの作り方

抹茶蒸しフランは、抹茶の風味を存分に楽しめるデザートです。蒸し器を使うことで、しっとりとした食感に仕上がり、抹茶の香りが一層引き立ちます。基本のレシピをマスターしたら、ホワイトチョコレートや小豆、黒糖キャラメルなどのバリエーションにも挑戦してみてください。特別な日のデザートや、おもてなしの一品として、ぜひ手作りの抹茶蒸しフランを楽しんでください。